いくら価格を抑えて・・・とはいっても、あまりにも安すぎる見積もりには注意が必要です。
安価な業者はココにご注意！

追加料金の徴収に要注意

業者に遺品整理を依頼する場合、作業前に必ず見積もりをもらいましょう。この見積もりがトラブルがあった時の証拠となりますので、書面でもらいます。

そして見積もり書をもらったら、明細を確認していきます。素人にはわかりにくい「◯◯代」といった細かな点も、不明点は残らずチェックしましょう。中には「◯◯◯の場合は別途費用が発生する」といった断り書きが隅のほうに小さく書かれていることがあります。単なる断り書きだと問い合わせず軽く考えていたら、この断り書きが原因で法外な追加料金を支払わされた…というパターンになりかねません。

書類は不明点が一切ないように隅から隅まできっちり把握しておくこと、ごくわずかな疑問点も残さず確認しておくことが、トラブルに巻き込まれないための大切なポイントです。

「パック料金」ってよく聞くけど・・・

業者のホームページに「◯◯◯円ポッキリ！」などと、あたかも追加料金が発生しないかのようなパック料金の体裁で表示されることがありますが、安易に信用しないでください。

上記のような価格であったとしても作業終了後には何らかの追加料金が発生していることが多く、当初の予算通りにいかないケースがあります。というのも実際の部屋は様々で、一概に価格を決められない事情があるためです。または遺品整理だけの金額を掲示しておき、作業の過程で不要品処分が発生した場合に作業後に見積もりよりも、高い金額を請求するというケースもあるようです。

このような悪質な業者に掴まされないよう、見積もりは住居に訪問してもらい金額を決めてもらいましょう。不要品処分が発生しそうな場合は、遺品整理との合算金額がいくらになるかも確認しておくと後でトラブルになりません。電話などの口頭での返答は「言った、言わない」になることも考えらるため、必ず書面やメールで見積もりを出してもらいましょう。

相見積りで相場を知ろう

急いで遺品整理をしたい時、さっさと業者を決めてしまいたいですよね。だからといって特定の業者だけしかホームページで確認せず依頼するのは危険です。

なぜなら、各業者の規模やサービス内容のほか、値域によって価格に差があるために、一概に一律の相場を掲示できないためです。従ってろくに情報を調べずに決めてしまわず、複数の業者から見積もりをとって金額やサービス内容を比較すると失敗がありません。

できれば3社以上からそれぞれ見積もりを依頼するとベター。見積もりはしっかりチェックし、不明点は都度業者に確認をしましょう。その際に明確な回答が得られなかったり、ぞんざいな態度で対応する業者は悪徳の可能性があるのでご注意を。このような対応でも安心して依頼できる業者であるか否かを判断できるので、ぜひ複数の会社から見積もりをとりましょう。